ヒルズ・グローバル・シンポジウム 2026

健やかな皮膚は、内側から育つ

栄養、マイクロバイオーム、皮膚の健康の複雑な関係性やその他多くのテーマへの理解を深めるために、無料のグローバルバーチャルイベントにご参加ください。

2026年6月23日~24日 | 10:00 AM - 07:00 PM Tokyo

ヒルズ・グローバル・シンポジウム 2026の見どころ

  1. 腸-皮膚軸および栄養サポート
    • 皮膚疾患の集学的な管理の一環としての栄養管理
    • 皮膚疾患のペットの新しい診断技術
    • 猫や小型犬に特化した内容
  2. 演者・参加者とのライブチャット
    • 講演中にライブチャットが可能
    • 講演中に演者・モデレーターへ質問が可能
  3. グローバル配信 — どこからでも視聴可能
    • 世界トップクラスの講義を、ストレスなく日本語で吸収できる貴重な機会(同時通訳:久保田 朋子 先生と浅枝 瑛子 先生)

講演者

Bi-Ling Su

DVM, Dr. Med.Vet., DipAiCVIM

Bi-Ling Su先生は、国立台湾大学獣医学部の学部長および教授を務めています。アジア獣医内科学専門医資格(Diplomate of the Asian College of Veterinary Internal Medicine)を保有し、国立中興大学にてDVM(獣医学博士)を、ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘンにて博士号を取得しました。以前はNTU獣医病院の院長を務めていました。

Su先生は、小動物内科学、血液学、および感染症の専門家です。主要な研究成果として、_Haemaphysalis hystricis_が_Babesia gibsoni_のベクターであることを特定した研究(Plumb's Veterinary Drug Handbookに引用)や、膵炎の臨床重症度スコアリングシステムの開発が挙げられます。国際的な講演者および学術リーダーとして、臨床推論、動物福祉、そして世界的な専門家育成の推進に取り組んでいます。

megaphone icon icon 猫と小型犬の特性:腸-皮膚軸から見たアジアで人気の犬・猫種における臨床的な課題

Stefano Borio

DVM, MRCVS, DIPL. ECVD

Borio先生は2008年にイタリアのトリノ大学獣医学部を卒業しました。2011年から2014年にかけて、イタリアでキアラ・ノリとシルビア・コロンボの指導のもと獣医皮膚科学のレジデンシープログラムに参加し、2015年に欧州獣医皮膚科学会(ECVD)の資格を取得しました。2016年から2017年にかけては、イングランドのリバプール大学に勤務し、獣医皮膚科学の講師を務めました。2017年から2020年にかけてはスイスで民間の皮膚科コンサルタントとして活動しました。2020年から2023年にかけては、カリフォルニア大学デービス校で臨床皮膚科学の助教授を務めました。現在はイタリアとスイスで民間の皮膚科コンサルタントとして活動しています。国際獣医皮膚病理学会の前会長を務めました。科学論文の著者であり、国内外の学会での講演者でもあります。

megaphone icon icon 猫の急性皮膚疾患と猫アレルギー性皮膚疾患:FASS(猫アトピー性皮膚症候群)を解き明かす

Cheol-Yong Hwang

DVM, MS, PhD, Dipl. AiCVD

Cheol-Yong Hwang先生(DVM、MS、PhD、Dipl. AiCVD)は、韓国ソウル大学獣医学部の獣医皮膚科の教授です。アジア獣医皮膚科専門医協会(AiCVD)のディプロマートであり、前会長(2021〜2024年)を務めた他、以前はソウル大学獣医学教育病院の院長も歴任しました。

Hwang先生は、ペットにおける臨床皮膚科の発展、専門家育成、およびトランスレーショナル・リサーチの推進に学術キャリアを捧げてきました。研究の主な対象は、犬のアトピー性皮膚炎、脱毛症Xを含む脱毛症、そして低温大気圧プラズマなどの新興治療技術です。近年は、診断精度と臨床的意思決定の向上を目指し、獣医皮膚科における人工知能を活用した診断ツールの開発にも積極的に取り組んでいます。

Hwang先生は、Veterinary Dermatologyをはじめとする主要な学術誌に多数の査読付き論文を発表しています。国際的に認知された専門家および教育者として、専門家育成、学術的リーダーシップ、国際的協力に多大な貢献を果たし、アジアおよびグローバルな獣医皮膚科の発展に寄与しています。

megaphone icon icon 未来の診断ツール:AIと非侵襲的な診断方法

西藤 公司先生

DVM, PhD, DIPLOMATE AiCVD

西藤 公司先生は、岐阜大学連合獣医学研究科にて博士号を取得後、慶應義塾大学医学部の皮膚科教室にて博士後研究員となりました。2007年から2009年まで東京農工大学大学院共生科学技術研究院にて講師を務め、2009年から2020年まで同大学にて准教授を務めました。現在は同大学の教授を務めています。アジア獣医皮膚専門医協会の専門医であり、日本獣医皮膚科学会の会長、アジア獣医皮膚専門医協会の幹事およびVeterinary Dermatology誌の編集委員を務めています。

megaphone icon icon 皮膚バリア: 皮膚健康のためのプロアクティブケアガイド

Sara J. Ramos

DVM DACVD

Sara J. Ramos先生はルイジアナ州で育ち、2015年にルイジアナ州立大学獣医学部にて獣医学博士号を取得しました。卒業後、ジョージア大学獣医学部にて1年間のローテーションインターンシップを修了し、獣医皮膚科への情熱を発見しました。その後、ルイジアナ州立大学に戻り、1年間の皮膚科インターンシップと3年間の皮膚科レジデンシーを修了しました。2020年には、アメリカ獣医皮膚科学会の専門医資格と取得しました。現在は、Veterinary Specialists of Greater New OrleansおよびCapital Area Veterinary Specialistsを通じて、ニューオーリンズおよびバトンルージュ地域のペットの皮膚科診察に携わっています。Ramos先生は生涯学習に取り組み、獣医皮膚科の分野において他者への指導とメンタリングを楽しんでいます。

megaphone icon icon 犬のアトピー性皮膚炎(CAD)の最新情報:ICADA 2023推奨事項のレビュー
megaphone icon icon 犬と猫における除去食試験の落とし穴:困難な症例への対応

Elise Robertson

BS, BVetMed, FRCVS

Elise Robertson先生は、猫医学の世界的権威であり、低侵襲内視鏡検査・内視鏡下外科手術のパイオニアです。コロラド州立大学およびロイヤル・ベテリナリー・カレッジの卒業生であり、Royal College of Veterinary Surgeons、王立生物学会、高等教育アカデミーのフェローシップを保有しています。Robertson先生は、イングランド南東部を対象とした内視鏡紹介サービスのほか、UAEおよび東南アジアの国際クリニックを統括しています。そのアプローチは独自の“translational”(橋渡し)型であり、獣医学およびヒトの医学(NHS・小児科)の両分野における高度なトレーニングを統合しています。Robertson先生は国際的な講演者および試験官として活発に活動しており、コロラド州立大学トランスレーショナル・メディシン研究所や欧州高度獣医学研究学校など、主要な教育機関で指導にあたってきました。また、BSAVA Manual of Veterinary Endoscopy and Endosurgery(第2版)の編集者および筆頭著者を務めています。

megaphone icon icon 3つの次元における信頼:猫の診療におけるIQ、EQ、CQ
megaphone icon icon 内腔からの視点:雄猫の再発性下部尿路症状における内視鏡的な知見

Domenico Santoro

DVM, MS, DrSc, PhD

Domenico Santoro先生は、2001年にナポリ‘フェデリコII世’大学で獣医学の学位を取得しました。2006年には、同大学で獣医内科学の研究博士号(DrSc)を取得しました。2010年には、欧州および米国の獣医皮膚科専門医資格(ECVDおよびACVD)を取得しました。同年(2010年)、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で獣医臨床科学の修士号を取得しました。2013年には、同大学で獣医臨床科学(免疫学専攻)のPhDを取得しました。2017年には、米国獣医微生物学専門医(ACVM-細菌学/真菌学、免疫学)の資格を取得しました。Santoro先生は現在、フロリダ大学獣医学部においてピュリナ寄附講座教授および皮膚科チーフを務めています。主な研究分野は、犬と猫におけるアトピー性疾患および感染性疾患の免疫病態と治療です。特に、Santoro先生の研究は、犬における宿主防御ペプチドおよび宿主と微生物の相互作用の評価に主に焦点を当てています。

megaphone icon icon 皮膚と微生物の相互作用:アレルギー性疾患における双方向のアプローチ
megaphone icon icon 猫の慢性皮膚炎に対する集学的な管理

Sun-A (Sun) Kim

DVM, MS, DACVB, PhD

Sun A Kim先生は、コーネル大学獣医学部の臨床行動医学助教授です。

獣医学への道は、自身のウェスティ「Chorong」ちゃんとミニチュア・シュナウザー「Via」ちゃんが皮膚科クリニックの常連であったことに触発され、皮膚科専門医になる夢から始まりました。しかし、実習中にノミとウジ虫との鮮烈な遭遇がきっかけとなり、行動医学へと方向を転換しました。

この転換にもかかわらず、皮膚科の同僚との緊密な連携を維持しており、皮膚疾患・疼痛・行動の接点に強い関心を持っています。臨床的な焦点は、内科疾患や高齢期の行動問題と併発する行動上の問題の診断と治療に置かれています。研究哲学は、現実の臨床的な疑問を臨床医がすぐに活用できるリソースに変換することで、臨床と科学を橋渡しすることを重視しています。長期的な研究分野は認知機能不全にあります。

彼女は、健康な皮膚のミニチュア・シュナウザー(Via Jr.)、ビション・フリーゼ(Luffy)、そして哺乳瓶で育てられたドメスティックショートヘアーの猫(Byul Davis)の誇り高き保護者です。余暇には、森の小道を散歩したり、水の音に耳を傾けたりして過ごしています。

megaphone icon icon 痒みのその先へ:腸・皮膚・脳-軸と、皮膚疾患のペットが落ち着いていられない理由
megaphone icon icon 小さな患者の大きな主張:好き嫌いが多い猫と小型犬への食事給与を極める

Alyssa Toillion

シニアサイエンティスト | グローバル臨床栄養&クレーム

Alyssa Toillion先生は、ネブラスカ大学リンカーン校で獣医学の学士号を取得した後、カンザス州立大学で感染症を専門とする公衆衛生学の修士号および牛病態生物学の博士号を取得しました。2024年にヒルズ ペットニュートリションのグローバル・クリニカル・ニュートリションおよびクレームチームへ参加し、小型犬や泌尿器・歯科の健康を重点分野として、臨床試験の設計・実施を通じて製品の特長表示に関する裏付けデータの提供に取り組んでいます。

megaphone icon icon 特殊なプレバイオティクス繊維ブレンドを配合した加水分解たんぱく食による、成犬の掻痒性皮膚炎および便質の改善
megaphone icon icon 小型犬におけるアクティブバイオーム⁺:小型犬に最適化された栄養学

Camille Torres

DVM, DABVP, DACVIM(栄養学)

Camille Torres先生(DVM、DABVP、DACVIM・栄養学)は、獣医栄養専門医であり、コロラド州立大学の教員として臨床栄養を統括しています。複雑な疾患に対するエビデンスに基づく栄養管理、レジデントおよび学生教育、ならびに臨床研究を専門としています。

megaphone icon icon 健康な皮膚バリア維持のための栄養管理の考察
megaphone icon icon 獣医栄養学におけるプレ・プロ・ポストバイオティクス:エビデンスと腸-皮膚の相関関係

イベントスケジュール

日付 時間 アジェンダ 演者
火 23 10:00 - 10:10 ご挨拶
火 23 10:15 - 11:00 皮膚と微生物の相互作用:アレルギー性疾患における双方向のアプローチ Domenico Santoro, DVM, MS, DrSc, PhD
火 23 11:00 - 11:10 社会的課題
火 23 11:15 - 11:45 皮膚バリア: 皮膚健康のためのプロアクティブケアガイド 西藤 公司先生, DVM, PhD, DIPLOMATE AiCVD
火 23 11:50 - 12:20 休憩
火 23 12:25 - 12:55 犬のアトピー性皮膚炎(CAD)の最新情報:ICADA 2023推奨事項のレビュー Sara J. Ramos, DVM DACVD
火 23 13:00 - 13:30 健康な皮膚バリア維持のための栄養管理の考察 Camille Torres, DVM, DABVP, DACVIM(栄養学)
火 23 13:35 - 14:05 パネルディスカッション
火 23 14:05 - 15:30 休憩
火 23 15:35 - 16:05 獣医栄養学におけるプレ・プロ・ポストバイオティクス:エビデンスと腸-皮膚の相関関係 Camille Torres, DVM, DABVP, DACVIM(栄養学)
火 23 16:10 - 16:40 特殊なプレバイオティクス繊維ブレンドを配合した加水分解たんぱく食による、成犬の掻痒性皮膚炎および便質の改善 Alyssa Toillion, シニアサイエンティスト | グローバル臨床栄養&クレーム
火 23 16:45 - 17:15 未来の診断ツール:AIと非侵襲的な診断方法 Cheol-Yong Hwang, DVM, MS, PhD, Dipl. AiCVD
火 23 17:15 - 17:45 休憩
火 23 17:50 - 18:20 犬と猫における除去食試験の落とし穴:困難な症例への対応 Sara J. Ramos, DVM DACVD
火 23 18:25 - 18:55 パネルディスカッション
火 23 19:00 閉会
水 24 10:30 - 10:35 ご挨拶
水 24 10:40 - 11:25 3つの次元における信頼:猫の診療におけるIQ、EQ、CQ Elise Robertson, BS, BVetMed, FRCVS
水 24 11:30 - 12:00 猫の急性皮膚疾患と猫アレルギー性皮膚疾患:FASS(猫アトピー性皮膚症候群)を解き明かす Stefano Borio, DVM, MRCVS, DIPL. ECVD
水 24 12:05 - 12:35 休憩
水 24 12:40 - 13:10 猫の慢性皮膚炎に対する集学的な管理 Domenico Santoro, DVM, MS, DrSc, PhD
水 24 13:15 - 13:45 パネルディスカッション
水 24 13:45 - 15:15 休憩
水 24 15:20 - 15:50 猫と小型犬の特性:腸-皮膚軸から見たアジアで人気の犬・猫種における臨床的な課題 Bi-Ling Su, DVM, Dr. Med.Vet., DipAiCVIM
水 24 15:55 - 16:25 小型犬におけるアクティブバイオーム⁺:小型犬に最適化された栄養学 Alyssa Toillion, シニアサイエンティスト | グローバル臨床栄養&クレーム
水 24 16:30 - 17:00 痒みのその先へ:腸・皮膚・脳-軸と、皮膚疾患のペットが落ち着いていられない理由 Sun-A (Sun) Kim, DVM, MS, DACVB, PhD
水 24 17:00 - 17:30 休憩
水 24 17:35 - 18:05 内腔からの視点:雄猫の再発性下部尿路症状における内視鏡的な知見 Elise Robertson, BS, BVetMed, FRCVS
水 24 18:10 - 18:40 小さな患者の大きな主張:好き嫌いが多い猫と小型犬への食事給与を極める Sun-A (Sun) Kim, DVM, MS, DACVB, PhD
水 24 18:45 - 19:15 パネルディスカッション
水 24 19:20 閉会の挨拶と散会